27歳になると人生の答えが出てくるというが、なんとなくわかる。
学生時代こいつは結婚しそうだなと思ってたやつはだいたい結婚した。がめつかったやつは金持ちになった。
大抵は仕事に忙殺されている。
ちなみにスクールカースト下位は消えた。
僕は？僕は仕事をFIREして毎日株をぽちぽちして、房総半島田舎ぐらしをして、みなさまが納めてくださった年金で生活し、転職を4回して、離婚を2回した。
僕は今の人生を楽しんでます。
房総の田舎には友達はいません。
ある意味高校のクラスの誰よりも自由に暮らし、誰よりも突拍子がなくて、誰よりも劇場型な人生を送っているだろうことを誇りに思っている。
急に結婚したと思えば、急に離婚し、急に仕事をやめ、急に引っ越した。(累計11回引っ越した)
17歳の僕は、27歳の僕がまさかこんな風になっているなどと思うまい。
17歳の僕は、27歳の僕より優秀だった。
健常者だったような気がする。
考えてみれば、僕は終わりかけである。
ちょうど崖から落ちかけているように…
明日のご飯しか考えたくない。明日以降どうなるかなんて全く考えたくない。
怖すぎる。もう仕事になんて就けるかわからない。
仕事はできない方だし、仕事は続かないし、生きていけるのか不明瞭だ。
劇場型人生を送っているせいで、明日がどうなるかわからなくて怖い。
明日誰かと結婚しているかもしれないし、明後日離婚しているかもしれない。
急に仕事を始めているかもしれないし、急に飛んでいるかもしれない。
明日には引っ越しを決めているかもしれないし、人を大事にするようになるかもしれない。
今まで僕は悪いことをしすぎてきた。
特に2人の結婚相手には悪いことをした。
僕はちゃんと地獄で裁かれなければならない。
死後裁きに合う？いいえ、今世でも裁きに合っている気分です。
何してもうすら楽しくない。「今感じているこの知覚は虚構」というような気分だ。
僕の人生の答えは、きっと、田舎で、一人で、友達も恋人もいない寂しさを感じながら、仕事もできず、劣等感に潰されながら、死ぬのを待っている人生。
昨日も、ネットの女に「一緒に死にましょう！」とお誘いを受けたのを「今日は気分じゃない」と断ってしまった。
僕は、人生で、あともう一回、美人と、セックスを、するまでは、superdry(極度乾燥しなさい)
