朝からうすら暑くしめった海岸
嘘みたいにきらめく海
コンクリートと嘘で塗り固めた崖
僕と同い年の電車の車両はステンレスが茶色く錆びていた。
今日の電車の乗客は0人
スマホの画面で踊るアイドルも嘘で塗り固め、虚構を作り出し、虚構で人を惑わせている。
きっとかつては音楽は皆で作り出し、「全国区レベルで上手い人」の歌はありつくことができなかっただろう。
それが、今ではいくつかの方向に洗練された音楽をいつでも聴くことができる。
僕は平成中期のように紐のイヤホンをつけているが、イヤホンが見つからない。
かねてからの偏頭痛に対処するためのバファリンが散乱するカバンを漁り、あっ頭が痛いのでバファリンを飲まなくては。
何を探していたか忘れた。ああ、イヤホンだ。
こちらに住んで2ヶ月、やたらに揺れるローカル線にも慣れてきた。
正社員登用実績ありの契約社員!
クソ喰らえ!
令和の身分制社会はごめんだ。僕は国からお給金をたまわるブルジョワジーやぞ。
Tomaさんはなんのお仕事をされているんですか?
ニートです!
あっ…(察し)でも大丈夫だよ。
俺は大丈夫じゃない。
俺は河合塾偏差値64やぞ!
10代の努力は学歴に表れる。
20代の努力は年収に表れる。
-福沢諭吉(大嘘)
緑色の川に住む鯉は青い空を知らない。
僕は健常者の目を持っていないから健常者の世界を知らない。
でも、目の前のボックス席に蜘蛛の糸が張っているのはわかる。
かつては関東でも屈指の海水浴場だった町を抜け、人間の食糧が植えられた田園地帯へ…
地球は人間lize されすぎた。
地球が住めなくなったら、次はグリーゼ581Aへ移住しよう。
ああ人生。
天気は晴れのち曇り
女心は盲目のち幻滅
眉カットに失敗した。
安全側線に突っ込めば安全ではない。
そうこうしているうちに乗り換え駅、ズサノミヤ駅についた。
こうやって勢いに任せて書いたブログは何も面白くない。
中身はない。言葉で取り繕った読む価値もない文章。
言葉なんて結局ツールでしかなくて、ツールをうまく使いこなせない。湧き出てくる感情に近い言葉を選んでいるだけ。本当はもっと違う概念が近い。
嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘、嘘で塗り固めた崖は僕を助けてくれない。
人生、生きたいと思えているだけで人生+100点なんですよ。
耳が悪くなるぐらいの大音量で、
目が悪くなるぐらいの画面の近さで、
鼻が悪くなるくらい電車は臭くて、
窓枠が腕に当たって痛くて、
うちで作ったパックのお茶は不味くて、
特別の 別の 別の 別の 別の 別の 別の 変わり者 That's me
1年前に戻りたい。