結婚と離婚

9月5日(日)天気 曇り 仕事日

 

あいも変わらず日曜日もお仕事である。今の仕事は人の夢を金で買い取る仕事である。

 

 

今日はお弁当を作らない朝なのでのんびりと過ごせるのである。

重い身体を起こし、昨日の残りのご飯を食べる。

エビフライみたいな名前の気分爆上げ薬と、頭がガンギマリになる薬を飲んで、身体がようやく動くようになる。

 

一生薬漬けである。

ある意味発達障害なんてものは、一生つきまとう脳の癌のようなものだ。

どっかがぽっかりと蝕まれているような感覚に陥る。

もう、仕方ない。治療不可能。医者は最強割引券である障害者手帳を発行してくれないので、発達障害者と証明されることもなく、中途半端な人生を送らされるのである。

しょうがない。頭の障害は。

 

 

通勤途上、省線の駅に向かうと、駅舎の屋根の上で2羽の鳩が毛繕いをし合っていた。人生。

 

駅から職場までの途上、一対のカップルの男側が女の尻を触り、女は男を叩くという微笑ましい風景を見た。 ああこれもまた人生。

 

頭の中ではギュスターブ・カイユボットが描いた写真よりも精巧な風景を思い出していた。

 

耳からは、陰キャの僕にそぐわないギラギラした音楽を取り入れていた。

 

ああ、そういえば「あなたはそういう音楽を聞くわりには服はオシャレではないわね」と先輩から言われて深く傷ついたっけな。

 

そうです。僕の服はメルカリで購入した千円以下の服ばかりです。

24歳派遣社員の僕にももうすぐ実現しそうな大きな夢があって、夢を叶えるべくケチケチしているんです。

 

 

電車の10両があまりにも長くて怖くなってしまう。肌寒いようで着ているスーツのせいで暑い一日であった。

 

 

ブログを開く。1ヶ月弱は更新をしていなかった。この1ヶ月はそれどころではなかった。

心の拠り所があり、大きな夢を叶えるべく隣県どころかりんりんけんまで東奔西走していたのである。

 

アクセス数はそこまででもない。毎日4人ぐらいの方がよんでくださっているようだ。感謝!

 

こんなブログよんでたのしい?時間の無駄じゃないですか?(全否定)

 

 

下書きに残っていた文章は「結婚と離婚」である。

 

結婚も離婚も、紙を一枚書いて役所に出すだけの簡単なお仕事です。

マイナンバーカードの受け取りすら現状できていない私でも、結婚も離婚もできたので、結婚や離婚は簡単な手続きであるといえます。

 

 

とはいえ結婚にこだわる女性のなんと多いことか!

 

 

そう。女性は結婚が好きらしい。のわりには、ひとたび結婚すれば、結婚にも飽きてしまうのが目に見えているというのに。

 

 

という、挑戦的な下書きが残っている。

ネガティブなことを言いたかったのでしょうね。

 

たまにはネガティブなことを言いたいのです。幸せな状態は永遠に続かない。永遠の愛を誓ったとて、いつかは愛されなくなるのです。

 

 

人生。

 

救われねえ。

あなたを救うのはあなた自身なのです。

僕の頭は僕を救うことはできなかった。

今日も通勤途上のどぶ川を見て、どぶ川が清流であったら急に発狂して携帯を投げ込んでいただろうと思う。どぶ川であってよかった。

もう少しは辛抱しなければならない。