理由のわからない憂鬱に襲われています

理由のわからない憂鬱に襲われています。

はじめて襲われてから7年は経とうとしているでしょうか。

 

 

はじめてこの憂鬱に襲われたのは高校生の時であったと思う。いや、もしかしたらもっと小さい時なのかもしれない。僕の記憶にある幼少期の風景は毎日曇っており、何がいけないのかもようわからない状況でお母さんに毎日怒鳴られ、許しを乞うために生きていたようなそんな日々だった気がします。(実際は僕が悪いのであって、こう直接母親に言ったら悲しまれますが)

 

 

少なくともこの虚無感に見舞われた時、「これが手に入れば幸せになれる」と思っていたものは一通り全て手に入れたはずです。

 

僕が一番得たいものは不労所得ですが、一応大学を卒業し、職があり、家があり、親がいて、食事は毎日食べられる。世間的に見ればそれなりの生活水準でしょう。

そんな生活を手に入れたのですが、常に何か足りず、漠然とした暗い感情を抱えながら生きているような気がします。

何かを満足できていない、何かが不安なのですが、何を不安に思っているのかがよく分からない。

 

口内炎が痛いからか?なんとなく毎日身体がだるい感じか?

来月の試験か?将来に対する不安か?自分が誰のスネをかじることもできず大人になってしまうことが嫌なのか?

 

 

労働をやめればいいのか?

しかし仮にしばらく仕事のお休みがあったとしても(一時期僕は体調が原因で休職している)、ただただ待っているものは不安である。

ニートのような生活を送っても、毎日ゲームだ射精だTwitterだネットサーフィンだとしていてもわけのわからない憂鬱が襲ってくる。

 

 

ぼうっとしているからいけないのか?

何かに集中している時だけはそれを忘れるが、いかんせんからだが弱い。ちょっと無理をすると十時間以上寝ないと耐えられない。

 

仕事か?

いや、もう今は職場で大声で毎日嫌味を言う顔の良さと気配りで全てのわがままを通してきたバカマンコ先輩(と僕は呼んでいた)もいないし、結果に任せ好き放題言っていた職員もいないし、美味しいとこだけ持ってく職員もいないし、外回りで雨に打たれるひもじさもないし、無意味な長時間労働もないし、毎日毎日飲み会に呼ばれるのを断るあの気まずさもないし、、、

 

 

とにかく、何かが嫌なのです。他人や社会と比べることも最近はなくなってきました。僕はたとえいい結果が出せなくてもしょうがないのです。

彼女がいても何かが満たされず、美味しいものを食べても何か満たされず、仕事に集中しても何か満たされず、頭を使っても身体を使っても満たされない。休んでも満たされず旅行しても満たされず、本を読んでも満たされず、音楽を聴いても満たされず、他の娯楽でも満たされず、、、

 

 

わけのわからない不安感とは今日も明日も一緒に過ごすことになりそうです。

 

いっそコロナウイルスにかかって即悪化で死なないものかと思っているのですが、いかんせんかかる可能性が高いと言われている風俗やらクラブにはいきたくないし、人間と関わるのも嫌だし、オタクイベントなんかも参加したくないし、僕は電車に乗り続けるか池袋やら梅田やらでマスクなしで口を開けて突っ立ってるかしかできない。

 

 

 

絶望の陰キャ