11時間労働 残業申請難易度高 外勤 ノルマあり 年間休日108日

 

上記にあげたものは一例にすぎない。僕が晒されている環境かもしれないし、そうでないかもしれない。もっと過酷な環境に晒されている人も数多くいるだろう。そのような方は「何をそれで甘ったれて!」とおっしゃられるだろう。

 

そういった職場ではかわるがわる人員が体調不良に陥るだろう。またそのために誰かが犠牲になる。犠牲になった人も体調を崩す。

 

疲れから頭は回らなくなり、作業に時間がかかりミスが増える。

 

ピリピリした同僚、上司からは不満が漏れ、聞いている方はストレスになる。

 

「あいつがやってない。やる気がない。私はやっている。」

どうだっていいじゃないか。頑張ってる人であったとしてもそんなに不満を言って環境を悪くするなら、ハラスメントに対策が必要なこれからの時代はいない方がいいのではないか?

 

それを普通の環境で働いてきたさらに上の立場の人間は「それでも結果を出せないのは何故だ」と圧力をかけてくるだろう。

 

 

「お客様には最善最良を」といいつつ裏ではノルマノルマ、半分騙して高いものを売りつければ勝ち 資本主義社会の敗北だ(社会主義が勝利したわけではない)

 

 

とはいえそれを言う上司も辛いのだろう。ゆるい不景気がもう20年続いている。ものを売るのも稼ぐのも難しい時代となってきた。方針を間違えばいきなり!ステーキのようにいきなり不景気となってしまう。

「国民総圧力社会」の完成である。

 

 

崩壊するものなので意味はないがバブル時代は「バブルに騙されていた人」がものでもサービスでもたくさん買うのが当たり前であったようだ。

しかしバブル崩壊時にちょうど二十歳だった世代もまもなく五十歳になろうとしている。不景気から三十年ほど。

 

 

僕の夢はお金持ちになることではない。一つアパートを所有し、月30万程度の収入を得、したいときにしたいアルバイトをして、後は自由に過ごすのである。

月30万あれば贅沢をしなければ生活できるだろうし、時間があるので毎日自炊ができるだろうし、保険料、年金を支払ってもギリギリ生活ができる。働けなくなっても収入はある。

 

 

労働を終わらせた時、慣れたことで少しは苦痛が減ったがこの賃金でこの仕事量を一生するのかと思うと悲しみを感じた。

貯金は毎月超節制して10万、毎年120万貯めても20年で2400万。これには実家暮らし子育てなしが必須条件。20年働いてやっと地方に家一個が建つか建たないかのお金だ。地獄だ。

趣味など持たず、極限の節制を毎年してこう。これから先、頑張れないかもしれない。脱落者の部屋があってほしいと切実に願う。

 

僕は頑張る気がなくなってしまった脱落者である。世間を達観したような評論家の気分でいるしょうもない堕落したおじさんなのである。

 

これで眠れば明日が来る。お客さんから上司から怒られ叱られひたすら謝る。これが日々続くのである。恐怖。正気ではやっていられない。僕は正気を心にしまって謝るロボットになる。AI、機械が代わりに謝ってくれんかのう。