思い出に残るご飯

 

最近、イケメンになれば人生イージーモードになるのでは?という簡単な事実に気がつきまして、二重手術を検討しているブログ主です。

 

 

 

さて、最近は古い知人と文章の作り合いをしているのですが、今回は「思い出に残るご飯」だそうで。

 

それは、やっぱり初キスの味ですわよね。みんな忘れられませんよね(圧力)

 

食事が大好きな僕は、今まで好きな食べ物とかそういった質問には困っていました。好きな食べ物は数多く優劣つけがたく、逆に嫌いな食べ物も少ないからです。

 

 

難しいのは、味の記憶って意外と再現が難しいことなんですよね。臭いの記憶と味の記憶は思い出しづらい。ただおいしかった記憶と、視覚の記憶と、その時の感情だけが思い出されます。

 

 

今回のテーマは、「思い出に残る」。それであればいくつか思いつく物があります。

それは、他人が作る初めて食べる料理というものです。

人が作る料理は、自分の知っている物とは全く違う常識に基づいて作られています。

 

新たな常識と出会う感触がなんともいえずたまらないのです。

 

 

概念上の違いと言えばいいでしょうか。自分が作る料理とは大きく違うのです。

僕は馬鹿なので、美味しい料理を食べると、その料理を作った人をすぐ好きになってしまいます。

なので、悪意を持って僕を利用したい人は、美味しい料理を食べさせればいいのです。

 

特に思い出に残っているのは、昔の彼女が牛テールを煮込んで作ってくれた牛肉のスープと、友人が作ってくれたオムライスですかねえ…

 

牛肉のスープは、手作りの味なのに店の味がします。

素朴ながら、手間がこんでて、何杯でも飲みたくなってしまう味がありました。

牛くささなどなく、旨味だけが凝縮されたスープ。何時間もかけて煮込んでいるその手間が感じられ、非常に惚れ込みました。

 

 

もう一つのオムライスはですね…食べたら美味しすぎてですね…恋煩いを起こしました。2か月恋煩いを起こして、作ってくださった方に散々ご迷惑をおかけしました。

今となっては恥ずかしいのでこれ以上触れないでおきたいです。

 

 


さて、そんな感じで、美味しい料理を食べるとすぐに惚れ込んでしまう私が最も困るのは、自分が美味しい料理を作ってしまった時です。

自分自身が美味しい料理を作ってしまうと、自分で自分を好きになってしまいます。

特に、僕が作る肉じゃがは世界一うまいと思っています。

自分の料理を食べている瞬間だけ、世界一の自分を褒め称えて好きになっています。それ以外の時は、自分自身をけなし否定し卑下しています。

 

 

 

 

逆の意味でよく覚えている食事もあります。コロナ発生前の世界において、味覚障害になってしまった時に、喉が焼け爛れた状態で食べた病院食は非常に思い出に残っています。

こんなにも食事に愛がある私が、食事を取ることが嫌になるぐらい喉が痛く味が分からず、食べることをやめようかと何度も思った食事でした。

 

詳しくは味覚障害 - ガキのたわごとにて

 

 

うまくまとめられませんでした。僕はこんなわけで、美味しい料理を作る人が大好きですっていう内容ばかり書いてしまいました。