理想の恋愛

そもそも一台のバイクと、リノベーションされたそれなりに綺麗な家と、明日のご飯が保証されていれば十分で、恋愛というのは無縁なものだと主張できるほどの心の余裕がほしかった。

 

 

しかしこう、高校生の時からずっと相手がほしくてたまらなかったのです。

 

今まで恋愛だけは恵まれてこなかったようです。

人並みになりたいという思いがよぎります。

 

 

僕は魅力はないですがかなり家事はやりますよ。はい。ブラック企業に勤めていた時もそれなりに家事はやってました。えらいでしょ。

 

 

僕の理想の恋愛は、ご飯を一緒に食べてくれて、一緒に買い物行ってくれて、たまに旅行やお出かけにも付き合ってくれて、お互いがお互いを信頼していれば、それでいいんじゃないかなと。

 

本当はよく笑ってくれて、俺のことめっちゃ好きで、ノリのいいエッチなお姉さんに色々教えてもらいながら生きていきたいんですけどね。

 

 

僕は高校の担任の先生が言っていた「足るを知る知足(ちそく)の意味 - goo国語辞書」ことが非常に重要だと思っているので、多くは望みません。

理想を言ってしまえば、視野が狭窄になってしまい、どんどん理想は高くなってしまい止まるところを知らないので、多くは望まないです。ただ毎日一緒にいてくれて、信頼し合っていればそれ以上のものはないと思います。

 

 

理想のデートでいえば、誰と行くかが重要だと思っています。

同じ風景を見ても同じ体験をしても、好きな人と行くのかそうでもない人と行くのとでは全然違うと思います。

 

 

理想は、繁華な港町の海を見ながら散歩し、美味しいものを食べ、夜景を眺めることです。または、山をロープウェイでショートカットして登山して、開けた公園でお弁当でも食べながら景色を眺められればこの上ない幸せです。

 

僕はデート中は疲れを感じないので、休憩でラブホに行くなどという野暮なことはしません。一日2万歩は余裕です。

さあ、あなたは耐えられるかな?

 

 

 

誰か僕と付き合いませんか?僕は皿洗いが大好きで、料理もまあまあ美味しいもの作れますし、趣味にはお金をかけないですし、遊びにもいかないのでお金も使わないですし、魅力は微塵もないですが、いい人だと思いますよ。

 

 

振られたら川に飛び込んじゃうし、すぐ会社辞めるやべーやつですが!!!!

 

 

ガハハハ!

 

独身貴族を楽しむ方法を見つけた方がいいかもしれません。昔に比べて、最近は孤独が耐えられなくなってきました。

 

一人は気楽なのですが、物足りなさを感じるようになってしまいました。

足るを知らなくてはいけなかったのですが、それ以上の幸せを知ってしまうと、不足した状態を「足りている」と感じるのは非常に難しいことだと実感させられるのです。

 

 

ああ、デートの話をしていたらデートしたくなりました。

僕には、繁華な港町を恋人と散歩する理想ではなく、港沿いの道路を原付で疾走して「無能県警」に追いかけられる現実が待っています。

 

私を追いかけてくれるのは異性ではなく、県警(しかも多くは金目当ての同性)だけでした。