どうでもいいこと

ずっと夢を見ていたような気がする。

昔の家で心霊現象を恐れる夢、皿洗いしていたら皿を全てぶちまけてしまいどうにもこうにもいかなくなる夢、あとなんの夢を見たっけなあ

 

覚えていないのに妙に疲れていた。

 

 

朝起きてそれなりの準備をして、電車に乗る。

潔癖症の社会に、民主主義を絶対的だと思い込む社会に、一つにまとまることのない、カオスな社会に辟易した。

 

 

数年前「円高は悪!」と声高に騒いでいたメディアが今度は「円安でモノが値上げ!」と騒ぐようになった。

 

い  つ  も  の

 

 

隣の男性がiPhoneSE(第一世代)を使っている。骨董品。

 

骨董品になるのがあまりにも早い社会。

 

モノの消費と入れ替わりが激しすぎる。

 

アップデートが激しすぎる。

 

 

隣の席の上司より言われる、「自閉症の人とか怖いですよね。」

目の前にその自閉症がいるんだが??

発狂してカミングアウトしそうになった。

 

脳内で「迷惑をかける」自閉症の人は怖いですよねと書き換え、なんとかその場をやり過ごす。

 

そうです自閉症は迷惑をかける生き物なんです。生きてる価値なんてあるんですかね。

とりあえず申し訳程度の税金は払ってますよ。ええ。

 

また自分の乗っている電車だけ遅延した。

何が悪かったのか。

運が悪かったのだ。

 

 

自他の境界が曖昧になっていく。

もう長く人と関わっていない。

 

 

よく管理職は、自分のコピーを部下に求めるなどという記事が回ってきた。たしかに自分が上に立っている時はその方が回りやすいからその通りである。

しかし、優れた管理職は最もやる気のない人をマネジメントできるようにならなければならないのだ。

 

僕も自分の周り皆僕と同じ価値観だったらどうかと考える。

お金にも人間関係にもケチな私には「周りの人」がいなかった。

 

また、孤独なおじさんという記事が回ってきた。

自分も孤独なおじさんまっしぐらである。

 

友達もいなくて、趣味もなくて、お金もない。何もない。

 

 

貧乏な発達障害者の末路である。

会社の飲み会は参加した方がいいと言われるけれども、会社の飲み会から自動的に誘われることがなくなった。

 

それ自体は楽なことだが、飲み会は断る瞬間が一番気持ちいい。また、もう輪からはずされたのだと実感せざるを得なかった。

 

これから例のウイルスの感染が増えてきそうだ。まずはTwitterの「コロナは茶番」というトレンドを通報し、スッキリする。

一方上司は週4回も飲み会に参加させられている。気の毒。

 

 

家にある壊れた中古のオーブンレンジを供養し、メルカリに埋葬した。

もうそろそろ自分自身を断捨離する時が来た。

 

今日も一日、社会の歯車を徐々に狂わせていく、そんな発達障害者。

普通の人になりたかった。

 

ちゃんと動かない機械は必要ない。正常に発達できない人は必要ない。

そう自分に言い聞かせる。

 

今日もエクセルをぽちぽちするだけの一日だった。

これすっごいめんどくさいけどできる?

明日までにできます!

え!?すごい

 

そうですよ。ぽちぽちゲームをするのは早いんだ。

勉強だけはできた。エクセル入力なんて勉強みたいなもんだ。

 

カスみたいなSNSを開き宇宙人みたいな女の自撮りをいいねして今日はおやすみなさい!